今回は、5年生自然体験教室2日目の様子をお伝えします。2日目も、天候に恵まれ絶好の活動日和でした。2日目の活動は、この自然体験教室のメイン活動でもある「カッター訓練」です。4グループに分かれて、カッター(船)を漕ぎます。カッターは、乗組員、全員の力を合わせないと前には進みません。船長さん(所員)や先生の「1,2」という声に、「ソーレ」とかけ声をかけながら、2人で1本のオールを漕ぎます。はじめはオールを漕ぐのがなかなかうまくできず、バラバラになってしまうので、船も進みません。しかし、少しずつコツをつかみ、息もぴったり合うようになってくると、船のスピードがぐんと速くなりました。出発したアリーナに戻ってくると、子どもたちはもうくたくた。それでも、表情は、やりきったんだという満足感で、すてきな笑顔でした。
カッター訓練は、前後半に分かれて行ったので、訓練をしないグループは、浜名湖岸観察を行いました。カニやヤドカリ、貝や魚などを見つけて大喜びの活動でした。
カッター訓練や湖岸観察を思う存分楽しんですっかり腹ぺこになった5年生。昼食のチンジャオロース丼をあっという間に食べてしまいました。
楽しかった2日間の自然体験教室も、あっという間に終わってしまいました。それだけ、活動が充実していたということでしょう。子どもたちの活動を支えてくださった三ヶ日青年の家の所員の皆様、そして御協力いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。この経験は、子どもたちの楽しい思い出となるとともに、これからの学校生活において「一致団結すれば何でもできる」という自信やエネルギーにもなったと思います。